同窓会長あいさつ (現・埼玉県議会議員 鈴木正人)

私の母校でもあります、県立志木高等学校が平成15年度に創立30周年をきっかけに、私が同窓会長という大役をいただきましたので、今回母校の情報を広くお伝えしたいと考えまして、同窓会のホームページを作成することといたしました。

お陰様で平成25年には、40周年行事も無事行われたところであります。

私自身卒業してから、早いもので30年以上の月日が経過し、時の流れの早さに驚いております。

私は第11期生にあたり、昭和59(1984)年に入学したのですが、当時は現在あるブールや野球専用グラウンドがなく、運動部の生徒達は練習場所確保に苦労しており、野球部の友人達が秋ヶ瀬グラウンドまでリヤカーを引いて道具を運び、練習に行っていた事が大きな印象として残っております。

是非、現役生の皆さんは公立校という事で、決してすべてにおいて恵まれた環境にあるとは言えないとは思いますが、開校当初の先輩方は、それこそ体育館もなく、体育の授業中に石拾いをしながら校庭の整備をされたと伺っておりますので、そんな苦労があったことを覚えておいていただき、現在の環境に対して感謝の気持ちも忘れずに、卒業生達の実績を塗り替えていただければありがたいと思います。


そういう自身、実は在学中に部活動への所属はほとんどせずに、当時ブームであったロックバンドのドラムスを担当しておりました。

その時は、各学年10チーム以上のロックバンドが結成されており、志木高校はロックバンド他、音楽の盛んな学校であると言われておりました。文化祭ともなれば、どこの場所でいつ演奏するかで、各バンドが取り含いをして、話し合いがなかなか上手くいかなかった事も今や懐かしい思い出であります。


その反面、成績が真ん中クラスの公立校ということもあって、全体的には横並び意識が強く、個性的な生徒が冷めた目で見られるという風潮があったことを覚えております。


現在は、学校の特色や個性が尊重される時代なので、そのような冷めた風潮は無くなったと思いますし、これからの公立校は横並びでなく、学校の特色や生徒の個性を生かす時代になってきましたので、勉強を学ぶ厳しさの中にも、現役生の皆さんの個性が生かされる形で、活躍できる場を学校にはつくっていただければ、後輩達のさらなる活躍が期待できると考えております。


私たち県立志木高等学校同窓会も、今後多くの卒業生やPTAの皆様、そして先生方と連携を図りながら、今回の同窓会ホームページの作成など母校の情報発信等、微力ではありますが母校のサポートをしてまいりたいと考えております。


卒業生の皆さんの我らが母校、県立志木高等学校発展のためのご協力と様々な情報の提供をお願いいたします。楽しい情報等いただければ、逐次新たな情報としてホームページにアップさせていただきたいと考えておりますので宜しくお願いいたします。